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80’s バイク

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主人公

こんなウルトラマンがみてみたい

主人公(つる○剛士を ちょっと2枚目にしたような、元気のいいタイプ)


もともとは オレンジ色の制服のレスキュー隊の隊員。
なんだかんだ口では言っても、もともとは人を助けたり、世話したりするのが
好きなタイプ。( 本人は認めないが・・ )


時々、レスキュー隊の訓練所に 地球防衛隊の隊長がこの主人公を口説きにくる。


「 地球防衛隊に入らないか。 」


主人公は納得いかない。
「 なぁんで、こんなちゃらんぽらんな 俺をいつも口説きにくるんスか? 」

そう、主人公はレスキュー隊では問題児。命令はきかないは 
上官にはタメ口でたてつくは、問題行動はするはで・・・


「 地球防衛ってガラじゃないス!! すいません。 」
いつものようにそっけなく断りをいれる主人公。

「 また来る。 」

「 もう来なくていいっスよー。時間の無駄ですから。」 


レスキュー隊の正門前、派手な地球防衛隊のクルマの助手席に乗り込む隊長。
運転席にはもう一人の隊員が・・


「 赤い唇。おんな・・ 」
運転席側の女の隊員。ヘルメットの下でニコリと会釈。


「 あ・・ちょっと! 」


主人公の声をかき消すように車立ち去る。


怪獣出現。

「 あの娘が走り去った方角だ。 」

主人公、いてもたってもいられなく走り出す。


 現場は崩壊寸前のビルの前。数百メートル先にまだ怪獣が暴れている。


 「あのビルの中に民間人を誘導していた地球防衛隊の女性隊員が
  取り残されている。」
 ビルは傾いていて、階段も使えず、誰一人 近ずく事は出来ない。
 「 くっそぉー! 」 


 主人公、さすがは現役レスキュー隊。傾いたビルの壁をレスキュー隊の
 器具を使いよじ登り始める。

 「 バカモノがー! また命令を無視して単独行動をとりよって!! 」

 駆けつけたレスキュー隊の上官。
 怒りながらも 一度は地面にたたきつけた帽子を拾い上げ、握り締め、
 そして歯を食いしばる。

 「 無理するなよ!! 」


 地球防衛隊の戦闘機が怪獣に攻撃を加える。
 その度に地響きが起こり、主人公、何度もビルから振り落とされそうになる。


 「 くっそぉー! 絶対にあきらめねえぞぉー! 」


 ついに地球防衛隊の女性隊員を発見。
 崩れた柱に脚を挟まれ、苦痛に顔を歪めている。


 「 あなたはさっきの! 」

 「 話は後!! このぉぉーっ! 」

 主人公、柱を持ち上げようとふんばる。
 しかし、とても一人で持ち上げられるような柱じゃない。

 それでも主人公あきらめない。

 怪獣がビルに近ずいてくる。怪獣が一歩、一歩、 
 歩くたび揺れて崩れそうになるビル。
 主人公、額から汗がほとばしり、震える両腕には青筋が立ち、
 食い縛る唇から血がにじむ。

 そんな姿を真顔で見ているヒロイン。

 「 アー!! なんだってー! 」


 爆音によってかきけさるヒロインの声。
 ヒロイン、今度は主人公の顔に出来るだけ近ずいて、大声で叫ぶ。


 「 隊長がアナタにこだわっていたの、今はなんとなくわかる気がするっ!! 」

 外の爆音を忘れてるかのように、しばし見つめあう2人。


 「 あ~ この娘・・やっぱ好みやなぁ・・・ 」

 一瞬、主人公、ほんわり・・・

 「 ーっと、こんな事してる場合じゃねぇー!! 火事場の馬鹿力ぁぁぁー!! 」

 わずかに柱が浮く。

 「 やったぁぁー!! 」
 二人、互いの手を取り合い歓喜の声をあげる、その時!

 怪獣の振った尻尾が2人のビルに直撃!
 上を見上げる主人公とヒロイン。
 スローモーションで崩れてくるビルの大きな破片。
 思わず!ヒロインに覆い被さる主人公。
 


 2人に大きなコンクリートのカタマリが直撃する、まさにその時!!


 パァーと周囲が真っ白になり、光の中から巨人・・


新しいウルトラマン、現れる。


 ウルトラマンの手の平には2人が・・

 しかし、ウルトラマンの手の平の中で、
 ヒロインがいくら声をかけて揺さぶっても、
 ぐったりとして目をつぶったまま 全く動かない主人公・・・


 夜の病院。
 病院の廊下の椅子に地球防衛隊の隊員が2名、うなだれて座っている。
 面会時間はとっくに過ぎているのに 2人ともその場を離れようとはしない。

 一人は地球防衛隊の隊長。もう一人は松葉杖を抱えたヒロイン。
 2人の目の前には集中治療室。ここで医師の声がオーバーラップする。

 「 今夜がヤマでしょう。 」

 薄暗い集中治療室。包帯でぐるぐる巻きになった主人公。
 ピクリとも動かない。
 包帯からにじみだしている血。酸素吸入用のマスク。
 機械とつながっている無数のチューブ。


 薄暗い部屋の中で 呼吸音だけが響いている。

 そこにまばゆいほどの光が・・・
 光の中から人間と等身大のウルトラマンが現れる。

 「 私は宇宙最強と呼ばれるウルトラマン・・ZERO。私のこの強大な力を

  コントロールするには君のその強靭な精神力が必要だ。協力して欲しい。 」


 こうしてZEROと主人公の二人三脚が始まりますが・・地球上ではZEROの体質が
 あわない為、変身して2分間はZERO本来の力が出せません。そのため、怪獣に
 ボコボコにやられます。


 かろうじて怪獣に勝つ事が出来ても、そのダメージが主人公を襲います。


 ZEROから人間に戻っても意識を失い、たとえ意識が戻っても 
 一人で立つ事も出来ません。


 怪獣が出現し、まさにウルトラマンに変身しようとする、まさにその時!!
 主人公、躊躇します。

 「 あ~あ・・また俺、ボロボロになるのかぁ・・・ 」

 主人公、戦いが嫌になり思わず逃げ出したくなる時もあります。
 しかし、元来 負けず嫌いな性格なのでなんだかんだいいながらも最後は脅威に
  立ち向かっていきます。

 あとは人が困っていると見てみぬふりが出来ない性格である事。
 
 「 あ~これやっちゃうと 奴は助かるかもしれないけど
                      俺様はソンすんだよなぁ~ 」

 なぁんて客観的に外から眺めています・・・でも、結局助けちゃう。
 口は悪いが憎めない奴なんです。

 こういう性格であるがうえ、人が集まってくる。

 「 なんかしんねぇけど、なんでこんなに人いるの~! 」
 主人公が危なくなるといろんな所から、いろんな人が集まってくる。

 地球防衛隊の隊長が熱心にスカウトに来たのもこういうところにも
 あると思われる。

 ウルトラマンZEROも この主人公強靭な精神力と 
 このプラスアルファーの魅力にひかれたんじゃないでしょうか。





 


 ☆

 




”ウルトラマンゼロ”が放映される前に作成した、オリジナル ウルトマン ストーリーです。




”こんなウルトラマンが見てみたい”





はじめに

ウルトラマンZERO

ZEROタイプ

ZEROファイタータイプ

主人公

ヒロイン

隊長

隊員A

隊員B

女性隊員C

白衣の女史 

大地の聖霊


 


 


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